大阪公立大は、10月9日以降に対面授業を再開する予定だと発表しました。
原因は、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃です。
停止したサーバーは約500台にのぼり、
少なくとも13万人分の個人情報を保管していたと報じられています。
ただし、実際に流出したかどうかは調査中です。
この記事では、授業の状況や影響範囲、
学生向けの対応を、公表された内容をもとに整理します。
この記事で分かること
- 全授業は10月8日まで休講、対面授業は10月9日以降に再開予定
- 10月2日の障害からランサムウェア攻撃と判明するまでの流れ
- 約500台のサーバー停止と、少なくとも13万人分の個人情報の扱い
- 学生向け対応(奨学金申請・出願期限の延長など)
- 今回の事案から考える、復旧が長引く理由の考察(予想)
授業は10月8日まで休講、対面再開は10月9日以降
大阪公立大は、基盤システムの障害により、
10月2日から8日まで全授業を休講としています。
対面授業は10月9日以降に再開する予定です。
オンライン授業を行うかどうかは、
システムの復旧状況をみて判断するとされています。
現時点で、復旧の明確な見通しは示されていません。
全授業:10月2日〜8日は休講
対面授業:10月9日以降に再開予定
オンライン授業:復旧状況を見て判断
医学部附属病院・獣医臨床センター:通常運営を継続
大学は会見で、
「多くの方々にご不便とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます」という趣旨の謝罪をしたと報じられています。
Saori再開日が決まっていても、システムの復旧状況によって変わる可能性があります。大学の公式発表を、こまめに確認してくださいね。
10月2日の障害から、ランサムウェア攻撃と判明するまで
最初の異変は、10月2日の未明に起きた大規模なシステム障害でした。
午前2時ごろに障害が発生し、サーバーが相次いで止まったとされています。
その後、大学は調査を進めました。
10月5日の発表で、ランサムウェア攻撃だったと明らかにしました。
一部のデータに、改ざんされた兆候も確認されたと報じられています。
大学は、大阪府警・文部科学省・個人情報保護委員会に報告し、
関係機関と連携して原因や被害の調査を進めるとしています。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 10月2日未明 | 基盤システムで大規模障害が発生 |
| 10月2日〜8日 | 全授業が休講 |
| 10月5日 | ランサムウェア攻撃と発表 |
| 10月9日以降 | 対面授業を再開する予定 |



障害が起きてから発表まで、なぜ3日かかったのですか?



公表されている資料では、その理由は示されていません。ただ、原因の特定や被害範囲の調査に時間を要したと考えられます。詳細は今後の発表待ちです。
約500台のサーバー停止と13万人分の個人情報
今回の事案で停止したのは、約500台のサーバーです。
バックアップの多くも暗号化され、使えない状態だと報じられました。
システム内に保管されていた個人情報は、少なくとも13万人分です。
現役の学生だけでなく、卒業生や旧大学の学生も含まれます。
報道によると、対象には次の旧大学の学生も該当します。
旧大阪市立大学は1995年以降、旧大阪府立大学は2005年以降の学生です。
13万人分は、侵害されたシステム内で保管されていた規模です。
実際に流出したかどうかは、調査中です。
保管されていた情報には、住所・メールアドレス・
携帯電話番号などが含まれると報じられています。
学生証の写真が含まれるとの報道もあります。



流出が確定したわけではありませんが、念のため心当たりのない連絡には注意しましょう。大学からの案内は、公式サイトで確認するのが安心です。
学生向けの対応:奨学金申請と出願期限
学内メールが使えない状況を受けて、
大学は個別の対応も案内しています。
奨学金の申請では、Gmailなどの個人メールを使う案内が出ています。
また、出願・入学手続の期限は10月22日まで延長されました。
- 奨学金申請:個人メールの利用を案内
- 出願・入学手続の期限:10月22日まで延長
- 医学部附属病院・獣医臨床センター:通常どおり運営
受験生や在学生、保護者の方は、
大学が出す最新の案内を優先してください。
SNSの未確認情報だけで判断しないことも大切です。
ランサムウェアとは?今回の事案を理解するための基礎知識
今回の原因とされるランサムウェアは、
パソコンやサーバーのデータを暗号化し、元に戻す代わりに金銭を要求するウイルスです。
身代金要求型ウイルスとも呼ばれます。
攻撃を受けると、データが使えなくなり、
業務やサービスが止まるおそれがあります。
今回のように、バックアップまで暗号化されると復旧が難しくなるとされています。
ここからは一般的な注意点です。
大阪公立大の公式な案内ではありません。
個人情報が流出した可能性がある場合、一般的には次の点に気をつけたいところです。
身に覚えのないメールやSMSのリンクは開かないことが基本です。
- 差出人が不明なメールやSMSのリンクは開かない
- 大学を名乗る連絡は、公式サイトの案内と照合する
- 同じパスワードを複数のサービスで使い回さない
- 気になる点は、大学の問い合わせ窓口に確認する
特に大学を名乗る連絡は、必ず公式サイトで案内を確認しましょう。
大学が出す最新の情報が、いちばん確実です。
不安なときは、大学の窓口に問い合わせるのも一つの方法です。



今回の件で、学生さんや卒業生の方は不安になりますよね。ただ、流出が確定したわけではないので、まずは落ち着いて公式発表を追うのが大切です。



卒業生にも関係がありますか?



報道では、現役の学生だけでなく卒業生や旧大学の学生も含まれる可能性が示されています。対象になるかどうかは大学の案内を確認してください。
【考察】復旧が長引いている理由を予想
ここからは編集部の考察(予想)です。
サーバー約500台とバックアップの被害が重なったことが、復旧を難しくしているのではないでしょうか。
そう予想する理由は2つあります。
1つ目は、停止したサーバーが約500台と大規模だった点です。
基盤システム全体が止まると、授業や事務の多くが影響を受けると考えられます。
2つ目は、バックアップの多くも暗号化されたと報じられている点です。
通常は、バックアップから戻す手順が復旧の近道です。
それが使えないなら、手作業での再構築が必要になるかもしれません。
また、安全の確認にも時間がかかるはずです。
ウイルスが残ったまま再開すると、被害が広がるおそれがあります。
だからこそ、慎重な再開になっているのではないでしょうか。
ただし、これはあくまで編集部の予想です。
実際の原因や復旧の見通しは、大学の発表をご確認ください。
特定の個人や団体を非難する意図はありません。
よくある質問
- 大阪公立大の授業はいつ再開しますか?
-
全授業は10月8日まで休講です。対面授業は10月9日以降に再開する予定とされています。
- 個人情報は流出したのですか?
-
少なくとも13万人分を保管していたとされますが、流出の有無は調査中です。確定した情報はありません。
- オンライン授業は行われますか?
-
復旧状況を見て判断するとされています。最新情報は大学の公式発表で確認してください。
- 病院は診療していますか?
-
医学部附属病院と獣医臨床センターは、通常運営を継続していると報じられています。
まとめ
大阪公立大は、対面授業を10月9日以降に再開する予定です。
全授業は10月8日まで休講となっています。
原因はランサムウェア攻撃で、約500台のサーバーが停止しました。
少なくとも13万人分の個人情報を保管していましたが、
流出の有無は調査中です。
関係する方は、大学の公式発表を確認してください。
続報が出れば、あらためて整理します。
参照した情報
- 日本経済新聞:大阪公立大学にランサム攻撃
- MBSニュース(Yahoo!ニュース):サイバー攻撃だった
- 産経新聞(Yahoo!ニュース):13万人超の個人情報流出恐れ
- セキュリティ対策Lab:サーバー約500台停止
最後までお読みいただき
ありがとうございました。










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