ブルーインパルスが9/19国産SAF燃料使用!原料は廃食用油

本記事はプロモーションを含みます。

結論から言うと、
9月19日のブルーインパルス愛知展示飛行では、
燃料の一部に国産のSAF(持続可能な航空燃料)を使用します。
原料は、国内で回収された廃食用油です。

「SAFって何?」「普通のジェット燃料と何が違うの?」と
気になった方も多いのではないでしょうか。
実は身近な廃食用油が関わっています。

この記事では、
公式発表をもとに、SAFの原料・製造元・導入の背景を整理します。

  • SAFとはどんな燃料か
  • 原料になっている廃食用油の出どころ
  • SAFを製造・供給している企業
  • アジア大会でSAFを使う理由
目次

SAF(持続可能な航空燃料)とは

SAFは「Sustainable Aviation Fuel」の略で、
廃食用油や植物油、廃棄物などを原料に作られる航空燃料です。
日本語では「持続可能な航空燃料」と訳され、既存のジェットエンジンにそのまま使える点が大きな特徴とされています。

従来の化石燃料由来のジェット燃料と比べて、
製造から使用までのライフサイクル全体でCO2排出量を抑えられるとされている点が特徴です。
今回のブルーインパルスの飛行でも、燃料の一部として通常の燃料に混ぜて使用される形と発表されています。
機体やエンジンを改造する必要がない点も、導入のハードルを下げているポイントです。

公式発表の時点では、SAFの混合割合(パーセンテージ)までは明らかにされていません。今後の続報を確認したいポイントです。

読者さま

廃食用油って、家庭の天ぷら油みたいなものですか?

Saori

そうなんです!飲食店や家庭で使い終わった食用油を回収して、それを精製することで航空燃料の原料にしているんですよ。

\ 実機を眺めながら手元にも一機 /

原料の廃食用油はどこから集められた?

公式発表によると、
今回使用されるSAFの原料は、
愛知県を含む国内各地で回収された廃食用油です。

この中には、
日揮ホールディングスが進めている
「Fry to Fly Project」という廃食用油の回収プロジェクトで集められた油も含まれていると発表されています。
飲食店や家庭から出た使用済みの油を、地域単位で回収する取り組みです。
廃棄されるはずだった油が、燃料として新たな役割を持つ点が特徴といえます。

SAFができるまでの流れ
STEP

飲食店・家庭から使用済みの食用油を回収

STEP

コスモ石油堺製油所構内の設備で精製

STEP

コスモエネルギーグループを通じて供給

STEP

ブルーインパルスの燃料の一部として使用

製造・供給元の企業はどこ?

今回のSAFを製造しているのは、
日揮ホールディングスグループのサファイアスカイエナジー(横浜市)です。

製造設備は
コスモ石油堺製油所の構内にあり、2024年12月に完工したばかりの比較的新しい施設です。
ここで作られたSAFは、コスモエネルギーグループを通じて供給される仕組みになっています。

読者さま

2024年に完工したばかりなんですね。まだ新しい取り組みなんだ。

Saori

そうなんですよ!国内でSAFを本格的に製造する設備はまだ数が少なくて、今回のように公的なイベントで使われるのは注目度の高い事例なんです。

国内製造のSAFが公式イベントの航空機燃料に使われるのは、まだ珍しい事例として注目されています。

国内の航空業界でもSAF活用が広がっている

SAFの活用は、
ブルーインパルスに限った話ではありません。

国内の航空会社でも、
国際線・国内線の一部でSAFの導入が進められていると報じられています。
背景には、航空業界全体でCO2排出量を減らす国際的な目標があり、SAFはその実現手段のひとつとして位置づけられています。

SAFはまだ供給量が限られており、通常の航空燃料に比べて価格も高いのが課題とされています。今回のような公的なイベントでの使用は、認知を広げる意味でも注目されています。

読者さま

ブルーインパルスがきっかけで、SAFのことを初めて知りました!

Saori

こういう機会に知ってもらえるのも、公式イベントでSAFを使う意味のひとつだと思いますよ。身近な廃食用油が空を飛ぶ燃料になるなんて、ちょっと面白いですよね。

今回のように地域で回収した廃食用油が航空燃料として再利用される仕組みは、資源循環の観点からも注目されています。
今後、他の自治体や大規模イベントでも同様の取り組みが広がる可能性がありそうです。
身近な廃食用油の使い道として、覚えておいて損はないテーマといえるでしょう。

\ エコな取り組みに合わせて普段使いも /

【考察】なぜアジア大会でSAFを採用したのか

ここからは編集部の考察(予想)です。
大会そのものを「環境に配慮した大会」として印象づける狙いがあるのではないでしょうか

そう予想する理由は3つあります。

1つ目は、
大会の開幕を象徴する展示飛行にあえてSAFを組み込んでいることです。
数ある演出の中でも、多くの人の目に触れる場面でSAFを採用したのは、環境配慮の姿勢を分かりやすく発信する狙いがあると考えられます。

2つ目は、
原料の廃食用油が開催地である愛知県を含む地域で回収されたものという点です。
単に環境に良い燃料というだけでなく、「地域で集めた油が地域の空を飛ぶ」というストーリー性を持たせることで、大会と地域のつながりをアピールしたい意図がうかがえます。

3つ目は、
国際的なスポーツ大会において、環境配慮への取り組みを示すことが世界的な潮流になっていることです。
近年の国際大会では、会場運営や輸送手段の脱炭素化が重視される傾向にあり、今回のSAF採用もその流れに沿った動きと見ることができます。

あくまで編集部の予想であり、採用の正式な理由や今後の方針について、公式から詳しい説明があるわけではありません。今後、大会関連の発表で背景が語られる可能性もあるため、続報を確認していきたいところです。

よくある質問

SAFを使うと飛行の様子は変わりますか?

公式発表では、燃料の一部にSAFを使用するとされているのみで、演目の内容や飛行時間が変わるという案内はありません。スモークを使った演目飛行は、通常どおり実施される予定です。

SAFはブルーインパルスの燃料全部に使われるのですか?

公式発表では「燃料の一部にSAFを使用する」とされており、全量をSAFに置き換えるものではないと考えられます。具体的な混合比率は本記事の時点では明らかにされていません。

家庭の廃食用油を直接持ち込んで使ってもらうことはできますか?

本記事の時点で、今回のSAFに関して個人からの油の持ち込みを募集しているという案内は確認できていません。「Fry to Fly Project」など既存の回収プロジェクトへの参加方法については、実施団体の公式サイトで確認してください。

\ 記念に手元へ /

まとめ

9月19日のブルーインパルス愛知展示飛行では、
日揮HDグループのサファイアスカイエナジーが製造した国産SAFが燃料の一部として使用されます。

  • 原料は愛知を含む国内で回収された廃食用油
  • 製造設備はコスモ石油堺製油所構内(2024年12月完工)
  • コスモエネルギーグループを通じて供給

飛行そのものの見どころとあわせて、
燃料に込められた環境への取り組みにも注目してみてください

当日、上空を見上げるときに
「あの機体には地域で集めた廃食用油が使われている」と
知っているだけでも、いつもの展示飛行とは少し違った視点で楽しめるのではないでしょうか。

混合比率や今後の活用方針など、公式から新しい情報が出た際には随時追記していきます

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次