読者さま十和田湖に沈みかけの遊覧船が
ずっと浮かんだままって聞いたけど、
本当に撤去されるの?
青森県・十和田湖の遊覧船が
10年以上も放置されていたと聞くと、
本当に片付くのか気になりますよね。
結論から言うと、
青森県は8月26日から行政代執行による撤去作業を開始しました。
対象は遊覧船4隻で、費用は7億円を超える見込みです。
この記事では、なぜ10年以上も
放置され続けたのか、撤去はいつまで
かかるのかを、公式発表と報道をもとに整理します。
- 撤去が始まった日と対象の船の数
- 費用が7億円を超える理由
- なぜ10年以上も放置されていたのか
- 撤去がいつまでに終わる見込みか
- 現時点で公表されていないこと
編集部の考察:なぜ今このタイミングで撤去に踏み切ったのか
ここからは編集部の考察(予想)です。
27回もの行政指導・撤去勧告に応じてもらえなかった状況で、青森県が2026年になってようやく行政代執行に踏み切った背景には、国立公園としての補助制度を活用できる目処が立ったタイミングが重なったのではないでしょうか。
そう予想する理由は3つあります。
1つ目は、十和田湖が十和田八幡平国立公園の一部であり、国の補助金を活用する方針が報じられている点です。多額の費用がかかる撤去だからこそ、補助制度の活用にめどが立ったことが着手のきっかけになった可能性があります。
2つ目は、ATV青森テレビの報道で青森県が「非常に残念です」とコメントしている点です。10年以上にわたり地域や観光客の目に触れる状態が続いたことで、景観面の改善を求める声が県内で強まっていたことも、後押しになったのではないかと考えられます。
3つ目は、着手時期が8月下旬という点です。年度内の予算執行スケジュールと、行政代執行に必要な手続き(複数回の指導・勧告の実施記録づくり)が整うタイミングが、今回重なったのではないかとみられます。
これはあくまで編集部の予想であり、実際の着手理由や意思決定の経緯は、青森県の公式発表以上のことは分かっていません。
十和田湖の遊覧船撤去は8月26日開始・費用7億円超
青森県によると、
十和田湖の宇樽部(うたるべ)地区に
放置されていた遊覧船4隻について、
8月26日から行政代執行による強制撤去に着手しました。
行政代執行とは、本来の義務者が
行うべき対応をしないまま放置した場合に、
行政が代わりに実行し、その費用を
義務者に請求できる制度です。
- 対象:遊覧船4隻(いずれも全長約30メートル)
- 場所:十和田湖 宇樽部地区の桟橋
- 着手日:2026年8月26日
- 費用:7億円強の見込み
- 実施主体:青森県(行政代執行)



行政代執行って、なかなか聞かない言葉ですよね。
県が本来の持ち主に代わって撤去して、
あとから費用を請求できる仕組みなんですよ!
なぜ10年以上も放置されていたのか
報道によると、桟橋は青森県が管理していますが、
遊覧船自体は2016年に解散し
清算中の「十和田湖遊覧船企業組合」が
所有していたものです。
放置の直接のきっかけは、
桟橋使用料の滞納でした。
2014年11月ごろから不法係留の状態が続き、
気づけば10年を超えていたことになります。
この間、青森県は手をこまねいていたわけではありません。
行政指導と撤去勧告をあわせて27回実施していましたが、
所有者側の対応が進まず、船は湖畔に
沈みかけたまま残り続けていました。



27回も指導していたのに
10年も動かなかったんですね…
費用が高くなったのもそのせいなのかな?



そうなんです。放置期間が長くなるほど
船体の劣化も進みますし、
撤去作業自体が難しくなって
費用がふくらんだ面もあるようですよ。
撤去費用7億円の内訳と国立公園の補助金
気になる撤去費用ですが、
報道では7億円強かかる見込みと伝えられています。
十和田湖は十和田八幡平国立公園の
一部にあたることから、
青森県は国の補助金を活用する方針だと報じられています。
ただし、補助金でどの程度まかなえるかや、
最終的な県の負担額については、
現時点で詳細は公表されていません。
行政代執行の費用は、本来の所有者側に請求される仕組みですが、清算中の組合から実際に回収できるかどうかは今後の課題です。この点も公式に確認できていません。
十和田湖が位置する十和田八幡平国立公園は、
環境省が指定する自然公園のひとつです。
国立公園内の景観保全に関わる工事などは、
国の補助制度の対象になることがあり、
今回もこうした仕組みを通じて
費用の一部がまかなわれるとみられます。
ただし、補助金の対象範囲や
県の実質負担額まで踏み込んだ
公式な内訳は、報道の範囲では
まだ示されていません。
放置船舶をめぐる同様の課題は
各地の湖沼や港でも指摘されており、
今回のケースは今後の対応の
参考例として注目されています。
撤去はいつまで終わる?現時点で未確認のこと
もっとも気になるのは、
撤去作業がいつ終わるのかという点です。
2026年8月26日時点の報道では、
撤去の完了時期は明らかにされていません。
船体は全長約30メートルと大型で、
長期間水に浸かっていたことによる劣化も
想定されるため、作業には一定の期間が
かかるとみられます。
撤去後の桟橋や跡地の活用方法についても、
現時点で公式な発表は確認できませんでした。
続報が出た際は、あらためて確認したいポイントです。
詳しい進捗は、青森県の公式発表や
地元報道でも随時伝えられる見込みです。
気になる方は青森県の公式サイトもあわせて確認してみてください。
遊覧船を所有していた企業組合とは
放置されていた遊覧船4隻を所有していたのは、
十和田湖遊覧船企業組合という団体です。
報道によれば、この組合は
2016年に解散し、以後は清算手続き中となっています。
桟橋の使用料が支払われなくなったのも、
この解散の前後からとみられ、
結果として船だけが桟橋に取り残される
形になったと考えられます。



組合が解散したあとの船って、
結局誰が責任を持つことになるんでしょうか?



本来は清算人や関係者が対応すべきところですが、
今回は対応が進まなかったため、
最終手段として県が代わりに撤去する
行政代執行に踏み切った形なんですよ。
十和田湖観光への影響は?
十和田湖は青森県を代表する
観光地のひとつです。
今回撤去される遊覧船は、
すでに営業を終えた企業組合が
所有していたもので、
現在営業中の遊覧船事業とは別の船にあたります。
そのため、撤去作業によって
現行の観光遊覧そのものが
止まるかどうかは、報道の範囲では
明言されていません。
作業期間中の安全確保のため、
周辺の立ち入りに一時的な制限が
出る可能性はありますが、
詳細は公式発表が出てから確認するのが確実です。



景観のためにも、
早くきれいに片付いてほしいですね!
よくある質問
- なぜ十和田湖の遊覧船は10年以上放置されていたのですか?
-
桟橋使用料の滞納をきっかけに、船を所有していた企業組合が2016年に解散・清算中となり、対応が進まないまま2014年11月ごろから不法係留の状態が続いていたためです。青森県は27回の行政指導・撤去勧告を行いましたが、解消には至りませんでした。
- 撤去費用は誰が負担するのですか?
-
行政代執行の仕組み上、費用は本来の所有者である企業組合側に請求されます。ただし清算中のため実際の回収状況は現時点で公表されていません。県は十和田八幡平国立公園の補助金も活用する方針と報じられています。
- 撤去はいつ終わりますか?
-
2026年8月26日時点では、完了時期は公表されていません。船体が大型で劣化も想定されるため、続報を確認する必要があります。
- 現在の十和田湖観光遊覧船には影響がありますか?
-
今回撤去される船は、解散済みの十和田湖遊覧船企業組合が所有していたものです。現在営業している観光遊覧船とは別の船にあたるため、報道の範囲では通常の観光遊覧そのものへの影響は明言されていません。
まとめ
青森県は8月26日、十和田湖に10年以上放置された遊覧船4隻の行政代執行による撤去に着手しました。費用は7億円強の見込みで、放置の原因は桟橋使用料の滞納と所有企業組合の解散でした。
- 撤去開始日は8月26日、対象は遊覧船4隻
- 費用は7億円強の見込みで、国の補助金も活用予定
- 放置の原因は桟橋使用料の滞納と企業組合の解散
- 完了時期や跡地活用は現時点で未公表
撤去の進捗や跡地の活用方針については、
青森県からの続報が出た際にあらためて
確認しておきたいところです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。










コメント